前回のブログのつづきです・・・
さて、到着しました。
宿泊先の対鴎館(たいおうかん）です。
歴史ある宿だと口コミで書かれてましたが、確かに雰囲気が昭和！ですね。
到着したのが早い時間だったので、お客さんは私達だけでした(笑)
でも、静かに過ごせそうな雰囲気です。
ロビーはとっても広々として、解放感があります。
クーラーがあまりきいてないので、巨大扇風機が頑張っていました(笑)
全体的に古～い建物ですが、清潔感があるし、海に面しているので明るい雰囲気が漂ってます。
ただ、難点が1つ！
エレベーターがないですね(笑)・・・ 階段のみです。
高齢の方や、足の不自由な方には少し厳しいかもしれませんね(＾＾;)
部屋に案内してもらうと、海が一面に広がります！
窓から見える景色が素晴らしい。
瀬戸内海が一望できます！
晴天に恵まれたので、家島諸島、小豆島、はるかむこうには四国まで望めました。
ぼーっと海を眺めて、静かな波の音を聴いているだけで癒されます～
こんな時間が過ごせるなんて、贅沢なことですね！
夕食までの時間はゆっくりと温泉に浸かってきました。
ロビーから外に出ると、温泉に向かう廊下になっています。
手前が、女風呂、奥が男風呂になっています。
露天風呂と大浴場があり、広いとは言えませんが、なかなか良いお湯でしたよ。
少し塩分を含むお湯なので、ほんのりと身体が温まり、芯から疲れがとれていく感じがします。
温泉につかりながら眺める海も格別でしたね！
さて、汗を流し、さっぱりとしたところで夕食時間になりました！
食事会場は景色の良い『海上レストラン』です。
もう準備万端ですね！
おいしそうなご飯の香りが漂っています～
お腹もペコペコで、食欲全開です(笑)
ハモしゃぶと牛ステーキがメインの会席です。
今回、対鴎館にしようと一番の決め手になったのが、実はこの食事なんです。
今が旬のハモをどうしても食べたくて・・・
丁寧に骨切りされています。
結構なボリュームがありましたよ。
出汁で野菜と一緒にハモをさっと煮て、ポン酢をつけて頂きます。
ん～～～っ！ うまい！！の一言です。
味はさっぱりとしているのですが、意外と脂も乗っているので濃厚で深い味わいです。
ハモの旨味と香りが口の中に広がります。
ふっくらとした柔らかい身がとても食べやすく、ポン酢ととても良く合いますね。
他にも天ぷらや牛ステーキ、お造りなど、次々と出てきました。
最後の方に出てきた、ハモのかば焼き丼もとても美味しかったです。
外は香ばしく、中はふっくら柔らかな身でした。
この時点でもうお腹一杯だったのですが、あまりの美味しさに残さず全て頂きましたよ(笑)
食べ終わるころには日が沈み始め、静かな海がとても綺麗でした。
食事のお世話して頂いた、ご年配の給仕さんがとても親切な方でした。
彼女のおかげで、夕食の美味しさが倍増したと言っても過言ではありません・・・
落ち着いた、さり気ない気遣いがとても心地良かったのです。
私達はアルコールが飲めません。
事前に食前酒は不要とのことを伝えておいたところ、配慮して頂き、ざくろ酢にかえてくれていました。
ちょっとしたことではありますが、なんだか温かい気持ちになります。
今回、宿泊した対鴎館は確かに古い宿です・・・
設備もところどころガタがきてるな～～と感じる部分はありましたが、宿泊客へのおもてなしの気持ちが伝わるとても温かい宿だったいうのが率直な感想です。
お1人様で来ている常連客のような方が何人かいてたので、気持ちが少し分かる気がします。
なんだか我が家に居てるよう感じで落ち着けるのでしょうね(笑)
最新の設備が整ったホテルも良いですが、古き良き温かみの感じる宿に泊まってみるのも良いものですよ！
もし、赤穂に行ってみたいなと思われた方は、良かったら参考にしてもらえると嬉しいです。
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