ウルグアイの世界一貧しい元大統領で知られる、ホセ・ムヒカ氏が10月20日に政界を引退したとのニュースが流れました。
ムヒカ氏は、収入の約90%を寄付するなどして、世界で最も貧しい大統領だと言われていました。
85歳と高齢であり、慢性的な持病を患っていたため、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮しての引退だったと報道がありました。
85歳まで現役で人の為に働くって凄くないですか!!
本当にお疲れ様でしたと言いたいです( ^^)
ムヒカ氏は2016年に来日しており、日本の若者に向けて『幸せの意味を問い続けてほしい』とメッセージを送っています。
今回は、そんなムヒカ氏のメッセージである『幸せ』に、理想の人を見つけるヒントがあったので、シェアしたいと思います。
まず本題に入る前に、ムヒカ氏の提唱している幸せについて、一度下にある動画を見てみて下さい。
ユニグラさんの動画より引用
如何だったでしょうか?
私はこの動画を自分に例えて何度も見ているのですが、ムヒカ氏の言葉で印象的だったのは、
〇 私は質素だが貧しくはない
〇 慎ましく生きるのは人生の哲学であり貧しいのとは違う
〇 時間を削って稼いだお金は人生の時間が短くなるだけだ
〇 欲に溺れてはいけない
〇 情熱を愛情に向けてください 愛の無い人生など無意味だからです
〇 程度を知りなさい
あなたはムヒカ氏の言葉を聞いてどう思ったでしょうか?
必要最低限の生活をするために働いているでしょうか・・・
質素な生活の中に幸せを感じているでしょうか・・・
自分の健康より出世を選んではいませんか?
人前で無駄に見栄を張ってはいませんか?
必要以上にお金を欲していませんか?
あなたはどうですか?
何を隠そう過去の私は、程度知らずの欲の塊でした(笑)
少しでも良い生活がしたかったので、良い条件とされる大企業や市役所で働きました。
自分の健康なんて関係ありません。
毎日残業をして稼げるだけ稼ぎました。
そう・・・体を壊すまでやりました・・・
パソコンが欲しい・・・海外旅行に行きたい・・・ハイスペックパソコンが欲しい・・・高級な車に乗りたい・・・
人が羨む贅沢がしたかった・・・
この中には欲だけでなく見栄もありました。
自分がやりたい事や欲しいと思ったものは、全部やってみました。
なぜなら、誰よりも幸せになりたかったから・・・
結果はどうか・・・
欲しい物を買った時は嬉しくて満足するのですが、次の日にはまた別の物が欲しくなってしまい、いくら買っても自分の欲求が満たされることはありませんでした。
達成してしまうと次の物が欲しくなってしまうのです。
まるで食べても食べても満たされない餓鬼のような感覚でした。
いつしか自分の欲を満たすために、無理をして必要以上に稼ぐようになりました。
裕福=高収入だと思っていましたが、欲が大きくなるにつれ、何をやっても満たされなくなりました。
何を買っても、何をやっても楽しいと思えないようになりました。
皆さんはこのような経験をしたことはないでしょうか?
そうなんです・・・欲しい欲しい病なんです・・・
老子の第33章に『足るを知る者は富む』と言う言葉があります。
私の場合は、全く足るを知るが有りませんでした。
意味は、満足するということを知っている人は、たとえ貧しい状況にあっても精神的には豊かであるということ。
自分にとって本当に必要なものが分かり、自分本来のあり方を理解すべきだと言っているのですね。
実は、この『足るを知る』ですが、婚活現場でも多く見られます。
お相手の条件は?
年収は500万円以上・・・
安定している会社に勤めていて・・・
やっぱり四大卒・・・
身長は175㎝以上・・
年齢は若ければ若いほど良い・・
綺麗な人が・・・
可愛い人が・・・
スタイルの良い人が・・・
これを見てどうでしょうか?
殆どの方が当てはまるのではないでしょうか(笑)
良いお相手に巡り会えず結婚出来ない人は、今一度自分を見つめ直してみる必要があるのではないでしょうか?
静かな場所で、自問自答をしてみて下さい。
あなたが求めているのは、本当に四大卒の人ですか?安定企業の人ですか?
そこに愛情はありますか?
お相手を見るところが違っていませんか?
ムヒカ氏の言葉は人生に必要な要素だと思います。
本当に良い人とめぐり逢い、あなたにとって真の幸せを願うなら、精神的に成長しなければなりません。
足るを知る・・・この言葉は、人生そのものだと思います。
あなたはどうでしょうか?
あなたとお会いできるのを楽しみにしております。
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